福岡県第4学区の受験&学習情報局

主夫教室長の悪戦苦闘日記

春は旅立ちのとき

今日は少しプライベートな話です。

 

私には2男1女の子供がいる。

長男はとにかくヤンチャで高校中退後、就職し大阪で働いている。

長女は発達障害があり特別支援学校高等部を卒業後、昨年から就労継続支援B型に通っている。

今日は次男の話である。

 

次男は今年大学を卒業し4月から大阪の飲食業に就職し沖縄県配属となった。

私も塾を開業する前は20年ほど飲食業であったので、あまりうれしくはないが後を追ってきた形となるのだろうか。

小さい時から不器用でこれといった特技がないが、妹の面倒をよく見てくれる子だった。私が厳しく育てすぎたせいか、いいわけ、言い逃れを多用する癖もある。学業もそこそこだった。

 

そんな息子だが、誇れることがある。

私は大学の学費に関する援助をしなかった。

アルバイトや奨学金を駆使し自らの力で卒業、就職まで辿り着いたのだ。

これはなかなかに凄いことであると思う。

脱サラ開業をした私にとって次男の自立は非常に大きな援助であった。

日ごろ顔を見るたびに文句を言っているが非常に感謝している。

 

子供が就職で家を出るということは、巣立ちである。

飲食業はその性格上、お盆や年末年始に実家に帰ってくるということはない。

次に会うときは私か妻と会話のできない状態での再会になるかもしれない。

少なくとも私はそんな気持ちで送り出すつもりで、不器用ながらも社会人としての基礎を伝えてきたつもりでいる。

 

私は鬼のように厳しい父親に育てられたので、子供との接し方が下手くそである自覚がある。ただ、3人とも1秒たりとも気にかけなかったことはない。

こんな時にこのような場でしか伝えられないが、とても誇りに思っているよ。

頑張れ!