福岡県第4学区の受験&学習情報局

主夫教室長の悪戦苦闘日記

答えとの上手な付き合い方

今日は「答え」との上手な付き合い方

 

私は「答えの使い方」が学習の中で最も重要な要素だと思っています。

時間が限られている中で学習効果を上げるためには答えを上手に使うことが求められる。

 

最も良くないのは答えの丸写しだ。

これはノートやワークが綺麗に仕上がる以外にメリットがない。

最も望む知識や得点アップにつながらないのだ。

なぜなら写している時は脳が止まっているからだ。

「ふむふむ、なるほど」と思っていても「わかる」どまりで「できる」にはなっていない。

 

時間を取らずに「できる」に変えるためには答えを写さないことだ。

時間がない場合でも答えを閉じて自分の記憶から書く方が良い。

この時間をできるだけ開けるのがいいのだが、脳科学的に考えると少なくとも1時間後に覚えているか確認するようにしてほしい。

効果で考えると最も良いのは、翌日の学習前に見直すことだ。翌々日に見直すとさらに効果が高い。

後日触れる学習法とも関係するが、やはり回数多く触れる方がよいにきまっているからだ。

 

定期試験前の学習時間がないと思うので最初に触れたせめて1時間程度置いたあとにもう一度見直してほしい。

 

答えを写すことは罪悪のように感じている生徒も多い。

そういう子は答えの前で長時間格闘して、結局わからないので勉強が嫌いになっていく。

そうなる前に上手に答えを見ることを覚えてほしい。